第122章 希望の光。
★★
大我の集中力が増す
ゾーンに入る・・・
「始めの時よりゾーンが深い・・・・気がする」
リコ「ゾーンが深い?」
「うん。出だしで入ったゾーンよりもずっと集中してる。それに、純粋な想いが強い気がするんだよね・・・多分だけど・・・・」
リコ「は火神君の気持ち、すぐわかってあげられるのね」
「何となくだよ?それに大我は隣の席で、部活も一緒で、いつも傍に居たから・・・・だからかな。大我とテツ君の考えてる事は、何となくわかるんだ」
私が照れながら答えると、リコちゃんは笑って「そう」と言った
リコちゃんの笑った顔は何だか嬉しそうで、私も少し嬉しくなった
でもすぐに顔を引き締めて二人で正面を向いた
一回目のゾーンの時は、赤司君に歯が立たなかった
またゾーンに入ったところで同じだと皆は思うかもしれない
だけど、違う
今の大我は・・・・赤司君にだって負けない