第122章 希望の光。
★黄瀬涼太★
光が一つづつ失われていく・・・
笠松「俺たちに勝ってここまで来た好敵手だ。完全に誠凛贔屓で観てたんだがな・・・」
森山「いよいよ年貢の納め時・・・・・か」
黄瀬「いや・・・かろうじてだけど・・・まだ最後の希望が残ってるっス」
本当にかろうじてだ
黄瀬「・・・けど、たぶんもう・・・・」
そりゃ誠凛には勝ってほしい
けど・・・それでもやっぱり洛山は・・・赤司っちは強い
だからこそゾーンにたよってしまう
そして頼れば頼るほどゾーンに入ることはできない
黒子っちももう・・・戻っても何もできない
本当にここまでなのか・・・・・
黒子っちと火神っちなら・・・・誠凛ならきっと
もしかしたら洛山に勝てるかもしれない
いや、勝ってほしい
そう思ってた
けどこの点差・・・・・悔しいけど、もう・・・・
は今どんな顔してる?
負けて泣いちゃったら俺が元気に・・・なんて
負けて悔しい気持ちは自分がよくわかってるじゃないっスか
負けた時に元気付ける言葉なんて何も無い
それでも傍にいたいと思う
何も言えなくてもただ傍に居たい
何でこんなにも好きでたまらないんスかね
今すぐにでも、この手で抱きしめたい