第19章 意思。
「私、最近ズット学校も部活も行ってなくて・・・自信無くって。皆に迷惑かけてばっかりの自分が嫌で。でも、ずっと逃げてきた自分を変えたくなったの。だから、今自分にできる、最大限の努力をしようって決めて。・・・涼太の顔見たら益々勇気湧いてきた!!!」
涼太「・・・・・」
涼太に会ってどうにかなるわけじゃないと思ってた。でも会いに来て良かった。
「私、今から学校行ってくるね。涼太・・・・コートの中では敵チームだけど・・・これからも私と友達でいてくれる?・・・・というか、私は・・・友達でいたいと思ってるんだけど・・・・」
最後の方は消え入りそうな声になってしまったけど、涼太は優しく微笑んで
涼太「当たり前っス^^」
って言ってくれた。
黄瀬「!自信が無くても、学校や部活行ってなくても、迷惑かけられても、目の前で泣いたって、俺はいつでもの事想ってるっスよ^^」
「涼太・・・・ありがとう。私、行ってくる!」
涼太、ありがとう。
黄瀬「頑張って!!」
感謝の気持ち、伝えても伝えても伝えきれない。
けど・・・涼太にも私の意思、伝わったかな?
私って本当に人に支えてもらってばっかりなんだな。
でも次は私の番だ!私が皆を支えるんだ!!!
私は心の中で笑えた気がした。