第118章 お前の為に。
ー現在ー
「もうすぐインターバルに入るから皆準備して!」
火神「海常と秀徳の試合はどーだ?」
「うん・・・点差は開いちゃってるけど、凄く良い試合だよ。海常の皆、諦めることなく食らいついてるし、秀徳もそれに応えるように一切手は抜いたりしてない」
火神「そっか・・・」
黒子「火神君、行きましょう」
火神「ああ!」
皆の様子は朝と至って変わらない
落ち着いてる
でも、心の奥底でふつふつと湧き上がりつつある
闘争心
皆で
このチームで
日本一になる!!
そう皆の背中が語ってる
そんな背中を見つめながら、私は後を追った