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いつも眠いのはキミのせい。

第115章 失う。


次の日、赤司君に言われた通りに学校に足を運んだ

学校への道のりは重く

お腹がキリキリと痛んだ





だけど学校に着くと・・・・

いつも私をイジメてくる子達の姿は見当たらなかった

それから彼女たちは学校に一度も顔を出さなかった

後で彼女たちがみんな転校してしまったのだと誰かが噂していたのを聞いた

赤司君には聞いても何も教えてはくれなかった


ただ・・・・




赤司「お前を守れるのは僕だけだ。覚えておけ」



この頃からだろうか・・・・

赤司君は私への独占欲をますます増していった



赤司君の言う事は絶対だった

逆らえば何をするかわからない

そう思わせる怖さがあった

だから私は赤司君に逆らったりはしなかった

怖いと思いながらも私は・・・・

赤司君の奥にいる征君を見ていた

もう会えないと自分に言い聞かせながら
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