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いつも眠いのはキミのせい。

第18章 新しい私。


私は家を出て、こないだの公園まで来ていた。


こないだ、真太郎と別れる際に



緑間「又、話くらいなら聞いてやってもいい」



そう言って私に一枚の紙を渡してくれた



「これ・・・」




緑間「な、何かあれば連絡するのだよ」



暗くて表情が伺いにくかったけど、少し照れているように見えた。


彼はそのまま私が持って来ていた、赤い傘をさして帰って行った。




「あ、ありがとぅ!!!」




紙には真太郎の連絡先が書かれていた・・・・



でも、こんなに早く真太郎に連絡することになるなんて思ってもみなかった。


いつものベンチに座って待つ。

相変わらずイヤホンはしたままだけど

あの日から、私ができる最大限の努力をしようと自分に誓った。


ガラガラガラガラ・・・・


ん???


イヤホン越しからもわずかに聞こえてくる音。

何の音かとイヤホンを外す。


公園の方に向かってきてる!?
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