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いつも眠いのはキミのせい。

第18章 新しい私。


★★


真太郎に出会えたあの日から、私は家にこもってバスケットについての勉強をするようになった。


基礎はもちろん、試合のビデオを見たり、ネットで色々調べたり。

勉強しているウチに、わかってきたのは、テツ君の独特のパスは特殊だし、涼太の人の真似以上のプレイスタイルも他にできる人はいないようだ。


もしかしたら、大我のあのジャンプ力や空中にいる時間の長さも異常なのかもしれない。


あれが当たり前だと思って見ていたけど・・・


誠凛って結構強くてまとまったチームなんじゃないのか!


テツ君の変わったパスの名前は・・・・


「ミスディレクション・・・だったかな?」


私は、誠凛メンバーのデータなんかもノートにまとめた。


それから高校のマネージャーとして有名なのは桐皇学園の桃井さつきという私と同い年の女の子らしい。


帝光中でキセキの世代達がいた1軍のマネージャーを務めてたんだとか。

凄い人なのかなー。


そもそも、キセキの世代って、涼太しか知らないな。


まぁ又今度調べようかな。


「そろそろ出かけなきゃ。」


私はノートを閉じて、家を出た・・・
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