【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第11章 ハイキュー✿牛島若利「SとM」
は大きなベッドに寝そべり、携帯画面を大きくスクロールさせる。その上から半分の重みをかけるように若利が覆いかぶさっている状況だ。
「ねえ……。次はこれにしない?」
「SM…?俺はこのヒーローのようなボンテージの方が好きだ」
「それはまた今度。私、SM女王様やってみたいの」
「……………止めてくれ」
若利と付き合い始めてもうすぐ3年が経つ。最初の頃はごく一般的なセックスをしていたのだが、若利がコスプレごっこ好きの性癖が分かってからというもの…、通販サイトを利用してグッズを集め始めたのが1年と数か月。
「私がヒーローやったらまた責められるだけじゃん。私は、若ちゃんを責め倒したいのっ」
「そんな趣味はない」
「若ちゃんが想像してるようなマニアックなのはやらないって。やらせてくれたら若ちゃんの大好きなお医者様ごっこ、付き合ってあげるからさァ…」
「…」
……揺らいでいる。
分かりやすく若利の瞳が揺らいでおり、は若利の頬にキスを落とす。
「もう買っちゃった。今日は思う存分、私のこと…ハメた押して良いから…ね?」
「……」
若利は厚い唇を押し付け、制服の中に手を潜り込ませたのであった。