【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第43章 呪術廻戦✿禪院直哉「性悪男」
今晩も呼ばれたので体を綺麗にしてから声を掛けると直哉の声が返ってきた。
「いらっしゃい」
「失礼します……」
毎回布団の上で待っているこの男は何なのか。指定の位置に腰を下ろすと直哉は手首を掴んできた。
「こっちに来いや。今日は堪ってんねん」
「昨日はシてなかったですからね」
「憎まれ口叩くようになったなぁ。成長してくれて嬉しいわ」
褒めてないのに褒められたような返しに腹が立つ。敷布団の上に導かれると胸を揉んできて、首筋に痕が付くように甘噛みをしてくる。
「……せっかちですね」
「だから今日は堪ってんねん。横になるから乳でデカくして」
「……分かりました」
性欲処理も慣れたものだ。自分の熱が灯らないうちはまともな思考回路が働く。下半身を露出した直哉の上を跨ぎ、谷間にローションを塗りたくって間に挟み込む。
(挟みっこプレイとか変態だよな、この人……)
直哉は暇さえあれば乳を揉んでくる。別にいやらしい顔をしていない時でも神妙な顔して揉みしだいてきて、単なる脂肪の塊を触ってくる。
直哉にとっておっぱいは何なのか。
流れで聞いてみたい気もするが、踏み込んで良いものかと結局は問い質せずにいる。ローションの滑りを利用して半勃ちした男茎を揺らすと少しずつ硬く成長していく。
「あー……。温かくて柔らかくて気持ちええ」
何回も挟んだり、咥え込まされたから男茎の見た目や味、匂いも覚えた。ローションだけでなく口に含んだ唾液を出すと直哉は悦んで、は舌を出して下品な顔で涎を垂れ流した。
「ちゃん。そんな涎出るんならお口でも扱いてや」
「……!……んぶッ」
後頭部を押し付けられると途端に余裕がなくなった。
「んっ、ん……んぼッ、う゛…んんッ」
挟んでいた肉茎を無理やり咥え込まされて、首を上下に振り子のように使われて口の中を犯される。
はその強引さに下半身の熱を籠らせた。