【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第43章 呪術廻戦✿禪院直哉「性悪男」
ビクンビクンと脈打つ男茎から絞られるように扱き、ねっとりと絡みつく艶めかしい白い液体。
(……これが……、男の人の……)
硬くて太い雄の象徴から飛び出した精液。はうっすら目を開けた状態で生温かい液体を拭うと、息を切らした直哉に視線を向けた。
「興奮するやろ?精液まみれになんの」
「………」
直哉は潮を吹いた時も興奮していた様子だった。それは自身もいい思いをしたが、精液をかけられたは汚された顔をみて思う。
(ヘンな匂いする……)
それに加えてねっとりした液体に不快感を覚え、ティッシュか何かないかと目を張り巡らせる。
「ティッシュ……」
「あ?」
「早くトイレに行きたいので、その前に顔拭きたいです」
下半身は熱を帯びてジンジンするが本当に漏れそうになってきた。べた付く顔を何とかしようと助けを求めたが直哉は別の所に手を伸ばす。
「ひッ」
「〇んこびっしょびしょやな。こうして欲しかったんやろ?」
「ち、ちがッ」
「素直に言えばええのに」
ブチュ ぐちゅぐちゅ
(漏れる……!!)
一歩でも動いたら張り詰めた膀胱が弾けそうだ。そうとも知らず直哉は入り口を広げるように捏ねてきて、は堪らずにしがみつく。
「お?なんや、随分積極的…──」
「も。ムリ…」
ジワ…
「あ゛?」
は膝の上に乗って尿意をもよおした。恥じらいながらも一度出したら止まらなくて、生温かい快楽を直哉にしがみ付きながら最後まで出し切る。
「お、おま……」
(おしっこ、漏らしちゃった……)
「俺の上でなにさらしとんねんッ!!!」
大きい声が鼓膜までギンギン響いた。
でもこれは致し方ない。は素直に謝罪の言葉を口にしたが、心の中ではすぐ解放してくれなかったこの男にも非があるのだと思う所があるのだった。