• テキストサイズ

【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。

第43章 呪術廻戦✿禪院直哉「性悪男」


思わずドキッとして視線を逸らす。

(び、吃驚した……。体が熱くて逆上せそう……)

上から見下ろされて心拍数が急激に上昇した。落ち着かせるように再び目を瞑ると、その手は膨らみの方へと伸びる。

「口を窄めて先っちょ咥えろ。涎垂らして下品な音出して往復したらええねん」

胸をしだきながら命令してきて、は舌を引っ込めて先端を口の中で包み込む。何度も言われた歯がぶつからないように細心の注意を払い、口を筒状にして変形した顔を隠したくなる恥ずかしさ。

(男の人ってこういうの好きそう……。命令だとはいえ、見せない所しゃぶり合って、これが〇ックスっていうことなのかな……)

学校や電車、街ですれ違った男女が二人並んでいれば、それは友達なのか恋人なのか考えることはあった。

想いを寄せ合った恋人達は手を繋ぎ、肩を寄せ合ってキスをする。ドラマやアニメでもそういうシーンを目にしてきた。その先に進むと、裸になって目的のあった行為があるというのは何となく理解していたが、実際のところ妄想や想像でしかない。

はしゃぶりながら難しい顔をする。

異性に褒められたら嬉しいし、好きな人に触れられたらドキッと興奮することも理解できる。けれど、それ以上の奥行きのある秘密裏な行為に自分が踏み込んでいる事実を明白に感じ取ると、ますますエッチなことをしているんだと実感が沸いてきた。

「ん……」

「なんか難しい顔しとったみたいだけど自己完結したか?黙っといたけど百面相見てる気分やったわ」

ズッ… ヌヌッ…

「口の使い方もまあまあやな。女が言うには上顎に擦りつけると気持ちええらしいで」

(上、顎に………?)

やって見ないと分からない事だが、これ以上深く咥えるとなると相当な覚悟がいる。でも試してみたい。好奇心に駆られたは一度口を放してから上顎に擦りつけるように咥え直した。
/ 1227ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp