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【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。

第43章 呪術廻戦✿禪院直哉「性悪男」



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──…

チュン チュン

重い瞼を起こすと人のぬくもりと視線を感じ、ハッキリとした意識で男の顔をまじまじと目に宿す。

「おはよちゃん」

「………」

信じられないことだが朝まで一緒に眠ってしまったらしい。は自分の姿を一目散に確認し、下着は身に付けてなかったが寝巻きの浴衣を羽織っていることでひとまず安心する。

「主人の俺を差し置いてえらい爆睡しとったな。いい身分の目覚めはどんな感じか感想聞きたいわ」

昨晩のことは夢ではないとこの姿が物語っている。

「横でぐーすか寝るとか女失格やろ。俺の布団のど真ん中で寝て、目ぇ覚めんのも俺のあと。寝息も寝相は良かったのは褒めてやる。昨晩のことも含めて責任取れや。俺の下半身、このままにしておくつもり?」

「………」

ぬくぬくした布団の下で感じる凶器。

「〇んこしゃぶれ。でなきゃ即ハメ」

命令口調だが怒っているように聞こえないのが不思議だった。試されている欲求が強い感じがして、は肌蹴そうな胸元を抑えながら体を起こす。

「その前にトイレ行ってきます」

「俺が先やろ。マイペースかお前。口で用すませろって言うてるやろ」

「でも……」

「赤ん坊やないんやし少しくらい我慢できんの?ほれしゃぶれ。〇んこ挿すぞ」

「………」

脅し文句に屈した訳ではないがは早くトイレに行きたくて布団に潜る。股間の前まで顔を寄せたが、どうして良いのか分からず睨めっこして固まる。

ボスッ

「ノロマ。場所分かるやろ。歯立てたりきつく握ったりしたら殺すからな」

布団の上から頭を叩かれた。拳で叩かれたわけではなかったので臆することなく、は恐る恐る手を伸ばして股間がありそうな部分をまさぐる。

(……あ。……あった)

女にはない飛び出した部位に触れ、硬く帯びている形を寝巻の上から遠慮がちに擦った。
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