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【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。

第43章 呪術廻戦✿禪院直哉「性悪男」


覆い被されながら熱い愛撫は続き、ほだされていくは自身の声を押し殺すように手の甲を口元にあてる。

「っぅ、……ふ……」

「ちゃん股緩くなってるで」

「!?」

グッ ぐりっぐりっ

直哉は両足を押し広げると股関節に硬いモノを押し付けてきた。は咄嗟にめくれた寝巻きを戻すが、硬いモノには触れられない。

「上は十分ほぐれてきたやろし今度は下半身に取り掛かるで。即ハメも好きやけど処女相手には前戯が大事やからな」

無理やり広げられた股関節は湿って熱くなってムズ痒くなっており、硬くなったモノで擦るように揺すられる。

「ちゃんの体はまだまだ硬いから柔らかくする必要があるんや。体が温まって湿っているのもその証拠。こっちの棒で解されたいから順応しとる」

グイッ ぐり ぐり ぐりっぐりっ

(こ、これホントに男の人の……。でも見たことも触ったこともないから分かんないし、私、何を考えて……)

痒い所を掻いて気持ち良くなるのは脳内メカニズムとして逆らえないこと。だがしかしお互いの生殖器が備わっている所を擦り合わせている羞恥心があり、見えてしまう恥ずかしさで寝巻きを抑え続けた。

目の前の男は女性を散々見下した挙句、性行為として体を使おうとしている。頭では理解していた。

(なのに何で、こんなに……ッ)

認めたくなかった。

男の勃起を目にして吃驚してしまったが女として求められていることに歓喜が沸いた。気持ち悪いと受け止めるべきなのに真逆の愛撫のせいで頭も体も甘い熱に犯され、理性的な回答を見失ってしまう。

(どっ、どうしよう……。アソコ、あんなに濡れて……)

下着からじわっと溢れ出す愛液。

「っつ……はぁ……」

最初から直哉に見透かされていた。女として扱われたい忌まわしい本能を押し付けられる。悔しくて悔しくて堪らないのにムキダシになった体は更なる熱を求め、一糸まとわぬ姿になっても冷めることはなかった。
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