【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第42章 呪術廻戦✿五条悟+夏油傑~3LDKふたりの居候~
気を付けると言いながら泡のついた傑の手が滑り込み、ビクンビクンと体が嫌でも反応してしまう。
「よし。少し右手を上げてもらっていいかな?」
「こ……こう…?」
「そう…そのまま」
ぬっ ぬるん ぬるぬる
「っん」
「今度は左」
張り付いたタオルを胸に引っ掛け、肋骨から脇腹の側面を洗われていく。挙上している腕の隙間から胸の横をヌルッと撫でられ、しかしワザと焦らしているように核心には触れてこない手付き。
「っひゃあ!……っ」
敢えて際どい所を攻めてこない意地の悪さ。絶対に遊ばれている。そう思ったら背中をツー…っと撫でられ、ヘンな声を慌てて塞いだ。
「よし。こんなものかな。お客様、他に痒い所はございますか?」
「………ないです」
「クスッ、それじゃあ…今度は私の背中をお願いしようかな」
傑と入れ替わるように椅子を立ち、タオルを巻きなおしてボディタオルを使わず同じように手のひらにボディーソープを出す。
「それじゃあ行くよ」
「お願いします」
傑は終始楽しそうだ。こんなに直接肌を触り合っているのに傑は本当に我慢しているのだろうか。
「?」
余りにも襲ってくる気配がないと自分に魅力がないのかと不安が積る。色を自分から仕掛けないともっと触ってくれないのかと思考回路が目まぐるしくなったが。
「え…っ、や、ちょっと……!」
鏡に映った実情を目にしてしまう。腰に巻いたタオルを突き上げるような反り立つ壁。
「見ちゃダメだよ。」
「んッ」
振り向いた傑がキスしてきた。
「折角我慢してたのに」
「えっ、ぁう」
「先にこっちを洗って。でなきゃ君にひどいことしてしまいそうだ」
不敵な笑みを浮かべた傑は強引に股の下に手を誘ってきた。指の近くには傑の張り詰めた大きなモノがあって、グイグイと擦りつけてくる。
こんなに強引にされたら……
「洗って? の指でシコシコ擦るだけだから」