第42章 呪術廻戦✿五条悟+夏油傑～3LDKふたりの居候～

祖父は二人の気持ちを見越して送り込んできたというのか。将来の伴侶を勝手に決めて、こんなことをさせるために……

「適当なこと言わないでよ」

「成人するってことが大人になることじゃない。好きな奴と沢山セックスして、いっぱい刺激し合って、分かち合って、挫折して、成長していくことが大人になるってことなんだ。セックスは何に置き換えてもいいけどね？」

「例えがゲスい」

「Ｄ卒も大事な一歩だ。一緒に大人になろうよ」

「悟ってＤなの？」

「今それ関係ねぇだろ。初めては優しくするからさ」

「やっぱり童貞なんだ」

「チッ。誰の入れ知恵だ？」

余裕な態度で弄ばれたと思っていたから些か気分が楽になった。失笑してしまいそうになると悟がジリジリと距離を詰め、馬乗りになる。

「ちょ……、本気にならないでよ！」

「はさ、どっちの方が傷付かない？俺がに捧げるために大事にとっておいた真っ新な体と、を気持ち良くさせるために実体験した体。どっちの方が嬉しい？」

「そんなのどっちでも良いわよ」

「俺は気になるんだけど」

「答えたら大人しく映画の続き見る？」

「やだ。の乳首吸うまで眠れない」

「赤ちゃんじゃないんだから。胸は大きいかも知れないけど母乳なんて出ないからね！？」

「もしかして開発が母乳出すことだって思ってる？」

「そんな訳ないでしょ！！説明できないけど！！」

「じゃあ手退けて？乳首舐めたい。舐めるだけ」

「私の乳首美味しくないよ……」

「すごく美味そうな色してる」

「見えてんじゃん……！！嘘吐きっ」

「それに俺の味覚は欲している。はーい、それじゃあお喋りタイム終了」

「ゃ、ひぅっ……！」

悟は強引に手を退かしてきて、仰向けになったの肌蹴たおっぱいを今一度見下ろした。

「のおっぱいとようやくご対面だ。待たせたな」

「待ってないから止めて……！！」

「あーむっ」

「っぅ……！？」

悟の口に食べられてしまった。尖った先端が生暖かい粘膜に包み込まれ、吸い上げられるように離されるとヒンヤリとして空気が切なく疼いた。