【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第9章 僕のヒーローアカデミア✿切島鋭児郎「初えっち」
ちゅ…ちゅっと前頭部から少しずつ下がって、の額の部分やこめかみに唇を当てる。
(いっぱいキスされて……すごく、愛されてる…。唇にもして…欲しいな……)
「ちゃん……」
「鋭くん……」
顎を上げたに気付いた切島は、その潤んだ唇に鼻がぶつからないように首を横に傾けてキスをする。
(熱い……。鋭くんの唇…、熱くて…柔らかくて…すごく優しい……。息がちょっとくすぐったいな……。鋭くん…もうちょっと乱暴でもいいのに…、顔や身体に似合わず…優し過ぎなんだよ。でも…そこがまた好きなんだけど……)
「はぁ……」
「……ん」
(ちゃん、キスする時…目つぶってくれるのが可愛いよな……。睫毛長いし…、瞼ピクピク震えてて…、息も必死に引っ込めてて……すげえメチャクチャにしたくなっちまう。肌もツルツルで綺麗だし…、唇もぷるぷるしてて可愛いし…、舐めたい。すっげえ舐め回したい…!!駄目なのは分かってるけどッ…!けど、少しくらいなら……良いよな)
少し唇を離して、また口づけてリップキスをする。
(あんまりがっつかないように抑えて……、優しく…優しく…。リップ音も良いって書いてあった…)
「……ん…」
(ああ、すごい…興奮してきちゃったっ。鋭くんにもっと求められたい…!!でもどうしたら良いんだろう……。エッチな動画いっぱい見っちゃったけど、ああいう風には出来ないし……。唇吸ったり、押し付けたりして引かれちゃったら嫌だし……。舌とかで…あんな風にしてみたいのに……、どんな顔して良いのか分かんないよぉ…)
啄むような口づけを徐々に距離を開くと、力なく蕩けそうな目元を向けるの顔を目にする切島。
(こ、この顔か…?!?!誰にも見せたくないほど色っぽい顔…!!い、いいんだよな…っ、合図とかした方が良いんか…?!?!つか、何て言えば良いんだよ…!!!)
「、ちゃん……」
「ん……鋭、くん…」
切島は今度はもう少し深く、徐々に唇を深く重ねていく。