第40章 呪術廻戦✿狗巻棘「消しゴムの跡」

立っていられなくなったは膝から崩れ落ち、まだまだ盛んな狗巻はの体をベッドに寝かせた。

「しゃけ」

「はぐぅ！？……っあぁ、棘く」

熱くなった場所に再びねじ込み、背後から膣壁を擦るようにゆっくりと丁寧に穿つ。

《　高ぶれ　》

「ま゛っ、ンぅッ！？──…あ゛はぁぁぁあッ！！んぃ、お゛ぉ゛…っ」

穿たれる一発一発が確実に迸る。かすめることなく敏感な所を突いてきて全身が性感帯になったみたいに神経が亢進している。

「っら゛めぇ゛……これ、あっはぁ…！！耐え…らっれ゛な──」

「高菜」

「ん゛ひぃっ……ぐぅ゛ぅ゛う゛っ！！あっひ……お゛ぅ、もっ……だっ、めっえぇえ！！」

性感帯を煽られ過ぎて意識がぶっ飛びそうだ。


ぐっぷっ　ぬ゛ぢゅっ　ぬ゛っぼっ　に゛ぢゅっ　に゛っぼっ


ゆっくりとしたインサート。背後からトロトロに熱く溶けた雄の象徴が、これでもかというほど深く沈んで名残惜しく引いていく。

「も゛…ごめ…っ」

「おかか」

謝っても狗巻は解除してくれない。ズブズブと硬直したもので犯してくる。

「棘ぐっ…ん゛……許ひて…っ゛、わらひのおまんこ…めちゃくちゃにしてっい゛、からぁ……あ゛はっ！…解いて……くだ…ざ…い゛ぃ゛…ッッ」

「おかか」

「ごめッ……ん゛ぉあッ！！はっ…あ゛ぁ゛あ゛ッッッ」

高ぶった神経は大きく跳ねた。ガクガクと痙攣を起こすとベッドも軋み、いやらしい行為をしているのだと再確認してしまう。

「棘く…っん゛ぅ……」



──…狗巻と出会ったのは高専を卒業してからだった。家入の下で働くようになって仕事場にいたら、カスカスで抜けた声でおにぎりの具を発した。

は出来る限りのことを尽くし、声が戻った狗巻はわざわざお礼を持ってきてくれた。


その時に右手に嵌めた指輪のことを聞かれたのだ。