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【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。

第9章 僕のヒーローアカデミア✿切島鋭児郎「初えっち」




(深呼吸だ深呼吸………。よし、少しずつだけど落ち着いてきた。男の俺がリードしなきゃちゃんに不安を与えるだけだ。しっかりしろ俺…!!)

「、ちゃん……」

「は、はいっ!!」
(声、裏返っちゃった…)

「だ……抱き締めてもいいかな…。だッ、抱き締めるって言うのはその身体をぎゅってするやつで深い意味はッ…!!」
(何言ってんだ俺ぇええッッ!!逆にヘンだろッ!!意識し過ぎちゃってヘンなことカマしたぁぁあッッ!!!)

「は…はい…。お願いします……」
(なんで私敬語?!!あれれっ?!今までどうやって喋ってたっけッッ?!?!)

ロボットでも操縦しているかのように手を伸ばていく、が…。

(はっ!!)
「で、電気…!!」

「ふぁ?!?!あっ…っいや、ちゃんは座ってて。俺が…消す……」
(ビビったぁぁぁぁッ!!一瞬、上鳴のヤツが覗いてるのかと思ったぜッッ)

照明を消し忘れ、切島はベッドの上から立ち上がるとパチンと部屋の灯りを消す。

「あ~ちゃん…。エアコン…効き過ぎてない?」
(夏だけどあんまり冷房入れ過ぎちゃ寒いだろうし、ちゃん寒がりだし……。俺は緊張し過ぎて手汗とか脇汗とかやべえけど…!!)

「だ、大丈夫…です。電気…ありがとう……」

「いや…こちらこそ……」

部屋は暗くなったものの切島は抱き締めるタイミングを見失い、ベッドの上にあがると…ぎゅっと胸元にしがみ付く体温。鼻をくすぶるような甘い香りが顔のすぐ下にあるのを感じる。

(す…すっげえイイ匂い……。何回も嗅いでるけど、俺、ちゃんの匂いすげえ好きだッ…。シャンプーの匂いかな…石鹸なのかな…。何だろ……。いつもより意識しちゃってるからなのか…今日はすげえ濃い気がする……)

「、ちゃん…?」

「……ごめん…。さっき…私が、遮っちゃったから……」

(鋭くんの身体、すごく熱い……。私…寒がりだから、鋭くん…少しムシムシしてる。でも…硬くて、厚くて、男らしくて…………どうしよう。心臓バクバクしてる。口から出てきちゃいそう……)

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