【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第39章 呪術廻戦✿虎杖悠仁✖両面宿儺「篝火」
宿儺に指一本でも許した時点で勝ち目なんてなかった。
なんで宿儺に触らせたのか。
愛を確かめたかった…嫉妬したかった…苦痛を味わいたかった…、別の部分を知りたくなったからだろうか。
「……」
は宿儺にお尻を向けて犯されている。結合部の音がしきりに鼓膜を掻き立て、恋人以外の肉棒に突かれながら今までに見せたことがない姿で感じている。
「ん…っ、はふ……っ、う、…んぅぅ」
『良かったな。お前の女は俺に犯され乱れることができた。積年の想いが果たせたな』
その相手がよりにもよって呪いの王。
ぱんっ ずぱんっ ぱんっ ぬ゛ぱんっ ぶちゅんっ ずぢゅんっ
の可愛さ、綺麗さ、滑らかさ、柔らかさ、いい匂い、気持ち良さは身をもって感じている。何度抱いても足りなくて無反応なのに弄りたくなる。
「っはぁ……、ぁ……ん、っんん」
「いつも無反応なのにパンパンされて声出してる」
控えめな嬌声だがそれこそがリアルな喘ぎ。体が揺れるのに合わせて漏れ出した本当の喘ぎ声。
薄っすら涙ぐむの姿が何倍も愛おしくなった。
『俺を加えて収穫があっただろう?もっと愉しくやろう』
「……いや」
『あ?』
まだ認められないのか、こんなに乱れた姿を魅せてやったのにと片眉を吊り上げた宿儺はそんな雰囲気を漂わせた。
「もっと……が乱れたところを魅てみたい」
『くっハハハッ!ハハハハハッ!それは良い心掛けだ小僧』
「は俺の体に反応してんだ。魂はお前んでも繋がってるのは俺の肉体だ。なあ、」
「っはぁ……、はぁッ、悠仁くんっ」
「おう。俺のキンタマ、空っぽになるまで絞ってくれよ」
悠仁はをみて真っすぐ微笑んだ。も視線を合わせて幸せそうに微笑む。
後ろでクツクツと嗤っていた宿儺は一瞬表情をなくし、再び口角をあげた。
『いい。それでいいぞ、虎杖悠仁』
腰をがっちり掴むとより一層、宛がう蠕動を速めた。