【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第7章 名探偵コナン✿怪盗キッド「化粧室」
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数日後。明日が休日ということもあり、浮き浮きとした足取りで買い物袋をぶら下げて家に帰る。
「今日は早く寝よっかな。昼までがっつり寝て~、録画したドラマ見て~…それからぁ……」
電気照明をつけてベランダのカーテンを閉めようとすると。
「あれ?洗濯もの仕舞い忘れたかな。……ん?」
カラカラと窓を開けて取り込もうとすると、足元に白いリボンを結んだ箱があることに気付く。
「そういえばこのブラ……。個人情報ガバガバだな」
ベランダの周りを見回してみたが予告状らしきものは見当たらない。ひとまずあのコソ泥からの贈り物だと判断し、カーテンを閉めてからリボンを解く。
ビックリ箱かもしれないとおそるおそる箱を開け…。
「…予告状だ。なになに……“今宵の月が明るくなった頃、参上いたします。怪盗キッド”」
今夜、といってももう月は明るく出ている。
予告状の後ろを確認すると、p.s.「花嫁衣装はこちらで用意しました。」とも書かれており、箱のものを取り出す。
白のスケスケレースのランジェリー。セクシー過ぎる花嫁衣装に、はピクンと眉間をヒクつかせる。
(これを着て待っていろと……?)
要するにだ。
「夜更かししてやる…!!」
明るい部屋からみる月はまだ…程遠く光っていた。
Fin.