【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第32章 黒子のバスケ✿今吉翔一「道ならぬ」
前戯がなされるように全身が火照る。
筋肉も解されていき、首から腕、腕から脇腹あたりに今吉の大きな手が馴染んでいく。
「っん…」
「こそばゆかった?」
「ううん。なんっでも…っ」
ぐいっぐいっと肋骨あたりを押し上げてきて、膨らみも一緒に上に揉み込まれている感覚になって焦る。
このまま本体には触らないで終わるのかと思いきや、気持ちを読み取られたように、乳房を鷲掴んでいやらしく揉み込んできた。
「んんっ!」
「いま、血流の流れが良くなっとるから温かくて気持ちいやろ」
「…ふ、っう…」
「サウナも海外の旅行も、温かいほうが好きやろ?それとみ~んな同じや」
「ん、うぅ…」
「声、抑えなくてええで…?」
温かくて、気持ち良くて、あがっていく息が声となって出そうな気がして、唇に手の甲を押し当てていた。
今吉は揉み込んでいた手を、服のなかに滑り込ませてきた。
「っは、うう……」
「の身体、温かくて気持ちええねんな。すべすべしてて…こっちまで気持ちようなるわ」
「…ん、はあ…っ」
「身体…熱くなって来たな。服、脱がすで…?」
「!…」
自分の服を真っ先に脱がされると思ったら今吉は眼鏡を一旦はずし、上の服を脱ぐとまた眼鏡をかけなおす。
バスケで鍛えられた引き締まった身体。
先に今吉が脱いだことによって気持ちがヘンな方向に高まってしまい、脱がされることもそんなに抵抗はなかった。
「綺麗な肌やね。滑らかで気持ちええわ」
「はあ、んっ……」
「手で隠さんといて。もっと見たいねん」
「ふ、あっ!…あっんまり、見ないでよ…っ」
「ええやん。俺のこともちゃんと見て…?」
「は…ずかしいのよ…」
「じゃあもっと際どいとこ、責めさせてもらうで」
「な…なんでそうな……んぁあっ!」
油断していたらブラジャーをたくし上げられた。ふっくらと揉まれ続けていた乳頭は尖っており、見るからに興奮している。
「可愛い乳首やね。舐めてもええよな?」
「え、まっ…」
「ダメ?」
ピンク色の綺麗な舌先がチラッとみえた。
思わず「まって」と言いかけて、そのまましてくると思ったのにまさかの寸止め。挑発的な細い目が自白剤のように射抜いてくる。
「べ…別に、だっ…ダメってわけじゃ…」
「じゃあええねんな」
「あ……ゃあんっ!」