第30章 ハイキュー✿宮侑✖宮治「狐に化かされた」

無遠慮に侑は、ごりごり喉奥に打ち込んでくる。

ごツッ…ゴりゅっ…

「ン゛う゛」

喉奥を塞いで息も出来なくなり、嘔吐をした時のような動物が呻くような…とても良いとは思えない声音が突かれる。

「う゛ぇッ、ん゛ごぉ゛、オ゛ッッ、ン゛ぼッ」

治「あーあ…ツム、それ咥え込ませすぎとちゃうん？えぐい声やぞ」

侑「ちゃんと見てみい。チンポに溺れそうで必死にもがいて、かわええ顔やろ」

「ン゛ごッ、う゛ぼッ、ふゴオ゛゛ッッ」

治「…それ、独り占めとかズルいわ～。俺、優しく接しようと思うたのに」

侑「そんなん最初から無理に決まっとるやろ。なア、さん…？」

「ン゛ゥ゛゛～～ッッ」

好き放題に口の中を使われている。

喉チンコを塞がれ一瞬は息ができなくて、苦しくて、脳天まで突かれて可笑しくなる。

ずぷっずぷっずぷっと根元まで気持ち悪いほど咥え込まされているのに、身体が可笑しいほど火照ってくる。

治「ツム…、もうそろそろ出ぇへん？その声聞いてたら、突っ込みたくて我慢できへんわ…」

侑「んあ～…もう出る。さん。ザーメンの味、しっかり覚えるんやぞ…！」

「がぼッ゛、オ゛ゥ゛う゛う゛ぅ゛～～！！！」

どくん、どくんと脈を打ったみたいに何度も口の中に吐き出される感覚。

ドロドロした液体。
へばり付くような強い刺激臭が注ぎ込まれる。

治「ジェット機の音…？」

侑「あぁッ、出るの止まらへんわ…！」

「ぉ゛…、お゛お゛ッ………ン゛っ…」

口の中からようやく塞いでいたモノが出ていった。

苦しさからの解放…。
やっと出ていったのに…。

侑「どれ…口の中見せてみい？まだ飲み込んでへんやろ？」

「ん゛…ぁ゛ぇ゛……」

注ぎ込まれた液体が抜けたときに顔に跳ねる。
口の中で強烈に受けた強い雄の匂い…。

（精液の臭い……アタマ…広がって、ぼーっとする…）

開いた口の中に残るのは侑の放った精液。
臭くて臭くて、吐き出したいのに…。

侑「ごっくんしても、吐き出してもええで…？」

「ん………ごっ、く…ぅぅ……」

治「あ…。ごっくんした」

侑「これはマジもんやな。ザーメンまみれ、おめでとさん」

頭が麻痺している。

不味いのに。

出した涎ごとすべて胃のなかへと流し込み、まだ見られていないアソコがヒクヒクと欲張りをみせた。