第26章 ハイキュー✿影山飛雄「ピーチ」

──…

突然ですが、お尻フェチな影山君とお付き合いすることになり数か月が経ちました。

「ちょ、ちょっと…！そんなところ……っんぅ」

「…逃げんなって。…」

「だ、だって。……髪が、くすぐったいよ…」

「もっと堪能したい」

声を静めて、階段裏で誰か来るかもしれないスリルが襲う。

は壁に両手をつき、影山の命令でお尻を突き出すような格好で少し股を開くように立っている。

影山はのひらく股の間に顔を埋めて、お尻に顔面を押し付けて匂いを嗅いでいた。

「っん、……息…かかってる…」

「すぅー……っはあ、そういう割には湿ってるけどな」

「あっ、舐めるのダメ…っ。ここ、学校だから……」

「止めたくねえクセに。パンツの中から糸引いてるぜ」

「ひぃ…っ」

パンツの上から舌を這わせていた影山は、膝下までパンツを下げてきた。濡れている蜜口から尻穴まで穿るように舌を躍らせ、いじくってくる。

「ヒクヒク悦んでるぜ。嫌々いってホントは俺が欲しいんだろ…？」

「そこで喋んなぃ、やぁっ……はうぅ」

べろべろと容赦なく舐められ、舌の動きに合わせて腰が揺れ動いてしまう。すでに影山とは何度か繋がっている。

腰を掴んで、太いものでガツガツと振るわれる刺激を思い出してしまい、時と場所をわきまえていたはずなのに益々身体の方は欲してしまう。

「っひあ゛……、だ、だめっ、そっちは…！」

つぷっと後孔に指が押し込められ、粘膜を焦らす。舌は相変わらず柔らかい陰唇をたどり、くちゅくちゅと卑猥な音を鳴らして誑かしている。

「匂い抑えきれなくなってるぞ。どーして欲しいか言ってみ…？」

「っはぁ、……ふぅ、だめ、あっ！……もぅ…っ」

「お前ばっか気持ち良くなって何かズルいよな」

「…？」

影山は立ち上がると手早くベルトを外し、反り返った立派なものを濡れている箇所に擦り合わせてきた。