【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第6章 名探偵コナン✿沖矢昴「好奇心」
の左右の手足には可愛らしいピンクの枷が嵌められており、静寂な部屋に響くのは両胸と局部をじんわりと濡らすピンクのローター。華奢な身体は赤いソファーごと縛り付けられている。
ヴィィィィ…
横にある二人掛けのソファーには制服などが綺麗に折り畳まれており、M字開脚の状態で薄いカーテンの外を眺めていた。
「フー…フー…」
は学校が終わるとこの場所へ直行し、自ら望むように裸体になる。まだ暮れそうにない空を眺めていると横の扉が開かれ、工藤邸に居候している沖矢昴がコーヒーの匂いを嗅ぐわせながら戻ってきた。
「お待たせしました。どれどれ……おや、またこんなに汚い涎を垂らして」
「……フー…ッ」
必要以上に鼻息を荒くしているのは、口元にあるボールタイプの口枷。これが邪魔をして言葉を封じられ、唾液も飲み込めず顎を内側からぬっとりと垂れている。
「だいぶ仕上がってきたようなので、これを回して…」
「ふお゛ぉ゛ッッ!!」
「おっと……最大にしてしまいました」
沖矢はワザとらしくリモコンスイッチを全開にしたようで、はビクリと身体を仰け反らせる。少し振動を弱められ、まだ小刻みに膝を震わせながら沖矢の細目に訴えるように見詰める。
「もう少し我慢していてくださいね」
しかし沖矢は再び放置プレイを再開し、ソファーに腰を下ろすとノートパソコンを弄り始めた。
「かふっ、…フーッ…フー…」
口が利けないもどかしさに沖矢に視線を送るもパソコンの画面に夢中になっており見向きもされない。先ほどの強い振動で物足りなさを感じ、身を捩る。
(………ここ…じゃない……)
気持ち良く当たる場所を探すようにゴソゴソと動いていると、沖矢は気付いたようにリモコンに手を伸ばした。