【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第23章 僕のヒーローアカデミア✿ファットガム「嫁さんのいる生活」
返事がないと思って慌てて身体を離したら、脂肪に押しつぶされていたが息を吹き返した。
「ぶはあッ」
「ぁ………っ!いや、すまん!!いまのマジでボケてたわ…!!ほんますまんッッ!!!」
「っはあ、はぁっ、はあっ…」
ここ一番大事なとこで、一世一代の告白で最大のミスを犯してしまった。
自分の身体のこと忘れてるとかアホやろ。抱き締める力に注意しないと、が脂肪に埋もれてしまうっていうのに。なんちゅー凡ミスッッ!!!
「し……死ぬかと思った………ッ」
「ほんまにすまんッ!!窒息プレイするつもりはこれっぽっちもなかったんや…!!今のなしっ!もしかして聞こえてたァ……?!!」
「………、……」
そう聞くとはコクンと小さく頷く。ほっぺた赤くして可愛いな、おいいっ!
「アァ~~~、もう俺、自分から告白するのとか苦手やねん!!打撃はいくら喰らってもええけど、メンタルえぐられても平気やけど、こっちのハートはガラスのハートやねん!!……………なァ、。返事は…よく考えてからしてな?」
「今でもいい…?」
「ええッ?!いまァああッッ??!!」
待って待って、心の準備が。いきなり言うてしまった俺がいうのもなんだけど、俺の日頃の気持ちちゃんと伝わってるよな…?
身体はまあ……夜中に起こして、イチャイチャするのも男として如何なもんかと思うし。
言い訳ばっかしてしょうもなッッ!!
「私も一緒にずっと居たいです」
「…………………………え。ほんまに?」
一瞬、自分の耳を疑った。
耳クソも水も入ってない。
の顔、めっちゃ可愛かったからもう一回みたい。
「ほんまに、ほんまのやつ?」
「はい………。ふつつかものですが、どうぞよろしくお願いします」
「…こちらこそ至らない部分もあると思いますが、よろしくお願いします」
これほんまの奴や。
が謙虚な姿勢をみせたからこっちも謙虚にしないとって思って、ちゃんとお辞儀をする。
………え。ってことはなに?入籍の手続きして、結婚式を挙げれば俺の嫁さんってことになる。
──マジか!!!