【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第22章 僕のヒーローアカデミア✿治崎廻「愛してる、だけじゃ伝わらない
胸の果肉を直接もみ込んでくる刺激。後ろから抱き締められて、キスをするのも気持ち良くって…。
「ふぅ…ん、あぁ…っ…」
「泡でなめらかになって、指が深く沈みこむ……。胸の弾力もケタ違いだ…」
「ぁ、…ゃだ…。その、触り方……んふっ」
「気持ちいいならちゃんと言えっていったろ?」
「んぁ、……っふ、はぁ…」
治崎の指が大きく撫で回してくる。撫でまわすたびに先端がこすれて、ヌルヌルしているから余計に気持ち良く感じてしまう。
「ぁ、はぁ、…ふう、んぁあっ…」
「気持ちいい?」
「…わ、わかんな…っ」
「……。まだ、俺がこわいか…?」
「…ふぇ…?」
声は出るようになったけど…、感じていることをまだ口にできなくて、治崎は確認するように尋ねてきた。俺がこわいかと…。
「そ…んなこと…。治崎さんのこと、好きだから……」
「なら良かった…。恥ずかしいだけならそれでいいんだ…」
「………」
ふとその言葉が寂しそうに聞こえた。治崎は愛してるとか、気持ちいいとか言葉にしてくれるけど、自分は恥ずかしくて滅多に口で出来ないでいる。
だから治崎は不安を感じて、そんなことを聞いてきたのではないかと…。
(恥ずかしいけど………伝えなきゃ、分かんないよね)
見つめ合ってキスをして、温かい身を寄せ合っているけれど、声や言葉を欲しがる治崎。
出会った時からそうだった。
聞かせてくれ。
教えてくれ。
言ってくれ。
………こんなにも治崎は求めてくれている。言葉じゃない部分でも。気付けなかったわけじゃないのに…。
「んっ…」
「もうそろそろ限界か…?」
「治崎さ、……ぁ、んあっ!」
激しく乳首をなぶってくる指先。泡で隠れていた色の近い部分も見えてしまって、ぷるんぷるんと弾かれる。
「あっ、やあ…!んぃぃっ」
「腰が踊ってるぞ。俺の身体も洗ってくれよ…」
「っんぁ、ぅう……そんなこと…はぁ、言われたって…っ」
今ここで気持ちいいと口にはできない。もし言ってしまったら、確実にひとりでイってしまうことになるから…。