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【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。

第17章 僕のヒーローアカデミア✿爆豪勝己「こづかい」


のことを気に入った勝己はその後、実家に連れ帰ることにした。

しかし連れてきた道中、世間知らずというドでかい壁が立ちはだかる。

見た目こそ小柄だが自分と変わらない年齢。のどかな草花に囲まれ自然豊かに育ったは言葉こそ問題なく交わせるが、そのほかは園児レベル。字の読み書きもできなければ、お金の使い方や世間一般の知識に疎い……ということを、街に戻って初めて気づいたことであった。

光己「勝己~。ちゃんとおつかい行ってきなさーい」

「ママさん。おつかいなら私一人で行けます!」

光己「買い物するもの多いから勝己と行っておいで。ほら、勝己~」

「聞こえてんだよクソババアッ!!おら、行くぞ」

爆豪の母・光己からメモ用紙を受け取った勝己は一度目を通してから尻ポケットに突っ込む。ぴょんぴょんと軽やかに歩くは、靴も履かずそのまま素足で玄関に足を下ろそうとしたので首根っこを掴む。

「おいゴラ。裸足で出ようとすな」

「むぅ…」

「チッ…、そんな顔してもダメだ。…ったくサンダルくらい自分で履けや」

勝己はぷくっと頬を膨らますの前に腰を下ろし、ぶつくさと文句を垂らしながら新調した白くて可愛らしいサンダルを片足ずつ丁寧に履かせていく。

「おら、手ぇ」

「うんっ」

玄関に出ると勝己が差し出した手をは素直に握り、近所のスーパーへと歩き出した。
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