【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第16章 ハイキュー✿黒尾鉄朗「アイワナビー」
上半身に胸を擦りつけるたびにの短くなった髪が揺れる。手はローションべっとりで少し躊躇したが親指を咥え込ませると、はペロリと美味しそうな舌を出して指を舐める。
「んぅ…ふ、」
あの日以来、からキスを求めるように目を閉じるようになった。でも激しいキスになるとは本気で嫌がって、頭を叩いてきたり髪の毛引っ張ったりしてくるので軽いキスまでだ。
もっと入り乱れてぐちゃぐちゃにしたいけど、唇を啄む程度の接吻を交わす。
「………」
(コイツのキス顔、堪んねえな…)
こんなに間近で見れるのはキス出来るやつの特権。きめ細かい肌に長いまつ毛、顔に出っ張って付いている小鼻も可愛いらしい。
「…ん。……男の人ってキスするとき、目ぇ開けてるよね」
「そんなの人それぞれだろ」
「うん…、それもそうだね。そろそろこっちキツクなってきた?」
「あぁ、もう結構キてる」
バッキバキに腫れ上がった下半身の雄棒。は絶頂しない際どい触り方をして、黒尾は悶絶しそうに顔を歪ませる。
「はぁ、はぁ……っ、もうやべえって」
「すっごいギンギン。もうヌルヌルだし、こうしちゃおっか」
「あっ…」
ももうイキたくて限界なのだろう。脚に擦り付けていたように雄棒を陰唇に当て、ゆさゆさと腰を揺らし始める。
「っっっ…、やべえってそれ。ゴム、付けてねぇんだから…ッ」
「外だから大丈ーぶ。それにっ、今日は…大丈夫な日、だからぁ」
コンドーム越しから感じる質感ではなく、生々しい濡れた花びらが雄棒の芯を撫でる。スリルと感じたことのない気持ち良さにの尻を鷲掴みにし、激しくすり合わせる。
「っく、はあ……っ。もぉイキそ…ッ」
「あぁあ…待って、私も…ッ」
「ぁあ無理っ、……っ!!」
「やぁあっ、精子…いっぱい出たぁ…。あっ、あぁん!!私も、イク…イクイク、ぁああっ…!!!」
黒尾が達した後、も少しあとから絶頂した。