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【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。

第14章 名探偵コナン✿警察学校組「1day」



「あ、あの…。何時に出られるんですか?」

一番近くにいた降谷に話し掛けると、「9時」に出る予定だったらしく自分のせいでもう少しゆっくりして行こうかなと気を遣われ、は慌てて食事を掻き込む。

「ゆっくり食べていてすみませんっ。今すぐ片付けます…!」

諸「あれ、ちゃんもう食べ終わったの?」

降「それなら洗い物は俺やっておくから、服着替えてきなよ」

「すみませんっ…!!」

はパタパタと階段を駆け上がり、部屋の中に入っていく。それを見ていた3人は…。

伊「急に騒がしくなったな」

萩「ちゃん。可愛いな~」

松「てめえら結局尻込みかよ」

松田の一言で己も自爆したようにズーンと全員の顔に黒い影が落ちる。

伊「松田…。それは言ってくれるな」

萩「やっぱあのとき告っていれば…」

降「止めておけ。今行ってもただのお友達だぞ」

諸「お友達からでも始められるなら…」

松「はぁ…」

着替え終わって寝癖を直したは、どんよりした男たちの顔をみて不思議そうに首をかしげる。

「あの…みなさん?」

伊「あ~いや、何でもねえんだ。こっちの話し」

諸「ちゃん、東京に帰るんでしょ?良かったら車に乗って行ってよ」

「あ、いえ…。皆さんに頼っちゃったんですけど、やっぱりちゃんと最後にケジメつけたいです」

萩「そっか。ちゃんがそうしたいなら俺たちが止めることじゃないな」

降「さん、なにか問題あったら連絡して」

松「ちっ…。さり気なくメアド交換…」

萩「んじゃ俺も便乗しちゃおっと」

伊「俺も。…諸伏は良いのか?」

諸「お前らが話してるときに…」

松「抜け駆けかよ」

全員とメアド交換し終え、はふと大事にしていた携帯のストラップがないことに気が付く。

(………もう、大丈夫みたい)

仲間と同じストラップはどこかへ消えてしまい、また新たな明るい道へと進もうとしていた。





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