【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第51章 呪術廻戦✿夏油傑「家庭教師」
傑くんだから触られて気持ちいい。
「気持ちいい」って言葉で伝えたいけど恥ずかしい。
「乳首」って言いたいけど、エッチに興味がある女の子までと思ってほしい。
傑くんと最後までしたい。
キスもしたいけど、最後までしてもらいたい。
傑くんも苦しそうだし、全部ちゃんと受け止めたいから心構えはしているつもりで「エッチなご褒美」を口にした。
「今度は口で慣らそうか」
「…うん」
傑くんの開いた口は左の乳首をくわえ込んだ。
指じゃない生々しい粘膜。
自分で自分の乳首をいじったことはあるけど口でしたことはない。
試そうと思ったけど、悲しいから直前でやめた。
聞いてきた傑くんもタチが悪い。
「口でされるのは初めてだから慣らそうね」と言われている気がして、どこまで自分が一人エッチをしていたのか、本当に見られていたのかと疑念がわく。
とは言っても乳首はそんなにいじってない。
乳首よりもっと感じるところを見つけてしまったので、そこばかり弄って…。
「。くすぐったいかい?」
「ちょ、っと…」
「大丈夫。回数を重ねれば耐性がつくから、時間をかけてゆっくり刺激に慣れよう」
唇でたしなむように乳首が覆い隠され、舌が動かないまま一呼吸おいて離れる。
口の中にいるときは温かいのに粘膜が離れていくと、濡れたところが空気に触れてひんやりとする。
──唾液。
唇が触れるとわずかでも傑くんの唾液が私の体に付着する。
何だかそう考えるだけでとてもいやらしい。
傑くんが触れるたびに傑くんの痕跡が残っている。
ああ、どうしよう。
やっぱり私は変態だ。
傑くんの唾液で妊娠するわけじゃないのに、体の内側が傑くんの唾液を欲しがっている。