【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第47章 ハイキュー✿菅原孝支「隣兄」
何もつけていない股のところ。
スースーする。
股のところが顔の近くにあって、恥ずかしいところが天井に向いてて、孝支は足を抑えつけたままにっこりと笑ってくる。
「ちょっと息苦しいだろ?それじゃあの勉強の姿勢をみるために、膝のした…自分で抱えてみ?」
「……」
「ほらどうした~?お兄ちゃんが直々に勉強教えてやるっていってんだ。性の知識身につけて、もっと気持ちよ~くなりたいだろぉ~?」
「…うん…」
「俺にちゃんと見えるようにな?」
ちゃんと見えるように…。
膝の下に手をいれて自分で足を抱え込み、恥ずかしいところをさらけ出す。
どうなっているか教えてほしくて自分からパンツの横をめくったときとは違い、何をされるのだろうかと期待と不安が入り混じる。
「では問題です。いま、がやってる体位はなんでしょ~か?」
「え!?まだなんも習ってないよ…!?」
「体育の授業で似たようなことやってんべ?10秒以内にお答えくださ~い」
「え、ええぇーっ…!?」
そんな急にいわれても。
体育の授業でこんなところさらけ出したことはない。
いやそもそも体操着きてるし…。
「ヒントはマット運動です」
「え、えっと……でんぐり返し!の開脚バージョン…!」
「おっ!一発で答えに近付いたな!それは正解じゃないが俺が欲しかった回答だぞ~」
孝支はとりあえず正解だといって頭を撫でてくれる。
褒められたのが嬉しくて、恥ずかしい格好をさせられてるけど頬や緩んでしまう。
「それで、この体位の名称は…まんぐり返し」
「まんぐり…返し…」
「そう!復唱するのは大変良い心掛けだ。もう一度、まんぐり返し…!」
「まんぐり返しっ!なんかフライパン返しみたいで技名みたい…!」
「んだな!この体位は学校の授業では基本習わない!性教育は日本全体で遅れてるし…、まんぐり返しって回答したらヘンタイ扱いされるから十分気ぃ付けるんだぞ?特に男子の前では…!」
「はいっ…!」
元気よく返事をして、まんぐり返しについて概要を教えてもらったのであった。