【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第47章 ハイキュー✿菅原孝支「隣兄」
と孝支はお隣り同士に住んでいる。赤ちゃんの時から本当の兄のように慕い、本当の妹のように可愛がり、同じ学校に通っていたが3歳差。
入学して卒業してしまうというのを経験してから、は孝支の家に遊びに来ることが多くなった。
「こら~。また寝ながらゲームしてる。俺のベッドはのゲーム専用席じゃないぞ~」
「いまいいとこだから邪魔しないで!」
「そういわれると邪魔したくなっちゃうな~」
「ぁわっ!」
の足側に移動した孝支。
ゲームに集中したいはゲーム機から目が離せない。そんなの足裏に注目した孝支は指でそっと撫でた。
「足裏よえ~なあ、。どれどれ左の足にも…」
「いまはダメなの~!」
「そんなにバタバタすんなって。下の階まで響くでしょうが~」
「私ワルくない!お兄ちゃんワルい!」
「片言フレーズみたいだな。それ」
ジタバタ足を続けるも、いずれはゲームに集中するわけで。緩んだ隙に孝支はの足首を掴み、足裏のツボをぐいっと押す。
「………なに。痛くないの?」
「???……まったく」
「若いな~、おまえ。肝臓のツボは?」
「痛くない。ってゆうかお父さんじゃないんだからツボなんて無いよ!」
「でも笑いのツボはあるだろ?」
「うひゃあっ!それもうだめ~!」
脚を捉えてこちょこちょする孝支。当然のごとく、足を捉えられているから逃れられない。
「観念しろ。必殺・天使の息吹!ふぅぅ~」
「ひぃいいっ!それ悪魔の息吹~!」
暫くそんな風にじゃれ合って、お互い笑い疲れたように同じベッドに倒れ込んだ。