第1章 sugar
翡翠が肩で息をしてるのを見て、翔くんはちょっと顔を赤らめた。
A「最近、翡翠ちょっと色っぽいよね」
S「た、しかに」
M「だってよ!翡翠」
翡翠はまだにのの腕の中にいて、きょとんとしながら息を整えている。
すると、にのが翡翠に耳打ちをしてくすりと笑った。
みるみる翡翠の顔も赤く染った。
『 かずくんのえっち、、』
その言葉を聞いて堪らずに
O「翡翠、こっちおいで」
と、オレは自分が寝てるソファのスペースを空けた。
N「あ、おじさん起きてる」
にのがこっちを向いた瞬間、翡翠がにのの腕からするりと抜けてオレの方に走ってきた。
ポスンとオレの腕に入ってくる翡翠。
むぎゅっーっと抱き締めてやると翡翠もむぎゅっとオレの首に腕を回す。
翡翠の甘い香りが鼻を掠める。
O「いいにおい」
『 さとくん、やっとおきたの?』
O「ふふっ」
ずっと起きてたけど寝た振りしてみんなをみてたなんて言えなくてなんとなくごまかす。
『 今日ね、みんな誕生日会してくれるっていうんだけど..さとくんもきてくれる?』
翡翠の誕生日なんて祝うに決まってるのに控えめに聞いてくるのがかわいくてかわいくて。
O「オレも祝いてーな、翡翠の誕生日」
『 ..../////さとくん大好きっ!ありがとう!』
そうやって翡翠はオレのほっぺたにちゅってしてくる。
小さい時から翡翠はオレにはこんな感じ。
それを見て相葉ちゃんが俺にも俺にもー!って叫んでたけど潤くんに怒られて静かにさせられてた。