• テキストサイズ

5+1[気象系]

第3章 Hide & seek



風呂から上がるといい匂いがしてきて、リビングのドアを少しだけ急いで開けた。

ガチャ

「いいにおいー」
「あ、もうすぐ出来るよー!かずくんお風呂長かったねー、のぼせてない?」
「やった!うん、ちょっと考え事してたら長くなったけど大丈夫」
「仕事のこと?」
「ん?そそ、そんなとこ!あー早くハンバーグ食べたい♪」
「そっか!じゃあ、かずくん机に運ぶの手伝って?」
「はーい」

キッチンにごはんを受け取りに行くとエプロン姿の翡翠が、白飯をよそってるところだった。

後ろからぎゅーっと抱き締める。

「かずくんー?」
「なにー?」
「今日はどうしちゃったの?」
「翡翠が可愛いから」

俺がそう耳元で言うと翡翠は少しだけピクリと身体を震わせた。

/ 39ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp