第2章 gimme one more kiss
昨日はあのまんま寝て、朝はアラームが鳴るのと同時に起きた。
そういや風呂入ってなかったなーと思ってだるい身体を無理やり起こそうとすると、腕の中で寝息をたてている翡翠に気付く。
冴えてない頭で、昨日のことをゆっくり思い出す。
あー、そうだオレこいつにちゅーしちゃったな。
それにしても甘かった。
唇ぷるぷるしてたし、やっぱ柔らかかったなー
そんなこと思い出してたらオレの下半身はやっぱり元気になっちゃうわけで。
あーだめだって頭からこのえっちー気持ちを振り払う。
オレ、翡翠に今までムラムラしたことなかったんだけどな。
やべーな。
なんて、考えながら翡翠の頭を自分の腕からおろしてよしよしする。
すやすや寝てるなー、無防備だな...。
ダメだ、よし、風呂入ろ。
翡翠の部屋はよく来てるので着替えも何着か置いてるし、歯ブラシだってある。にののも。
とりあえずタオルだけ翡翠のを借りることにして、風呂場に向かった。