第54章 人生を救うプレゼント
だが、隣にいた妻は、
「そうね~・・・でも、良いじゃない!!
良く分かんないし、怪しいお金とプレゼントだけど、もう、
私達には、全然余裕がないんだから!!!」と言う。
「う~ん・・・それもそうだな。藁にもすがる思いで、乗っかってみるか」
「うん!!ていうか、こんなの、藁どころじゃないぐらい頼もしいわよ!!!」
「そうかもな!!!」
「ねぇ、私達、つい昨日まで、明日からどう生きていけば良いかすら分かんなかったけど、元日の今日、こんなに良い事があったから、とっても良い1年になりそうね!!!」
「・・・そ・・・それは・・・どうか分からないけど・・・・・・」