第6章 お勉強の、お時間です
甘く囁きながら、降ってきた口づけもさらに甘くて。
唇を舐めたり、啄んだりを繰り返す。
なかなか口内に侵入してくる気配のない、熱いものを乞張るように自分からハイセの舌を招き入れた。
「……はい、った?」
「あと半分………っ」
「………っ」
これ以上は無理だと、ハイセを見上げみれば。
「………だから、怯えた目は逆効果だと、教えたでしょう…っ」
ずくん、と。
中を締め付ける質量が、増した。
瞬間。
「――――――ひゃ、ぁぁぁっんっ」
腰を力強く押さえられたと同時に。
ハイセは奥の奥まで、一気にあたしを貫いた。
「…………っ、く」
「あ、やぁぁ、あ、ああっ」
ハイセは全然、動いてなどいないはずなのに。
ずくん、ずくん、と。
何故だか快感が下半身からずっと伝わってくる。
「あ、なん、で……」
「皇の中が、うねってんだよ」
「うね……?」
「そう、ねぇ皇、気持ちいい?」
「……っ」
「気持ち、いい?」
そんなの………っ
そんなの口になんて。
「……ぁ、っ?」
「動くよ?」
「や、待って!ふぁっっああっ」