第4章 はんぶんこ

そこに到達する前に指をギリギリまで引き抜き、一気に擦り上げる

「……あぁっ！？？！んっ、はっ、あっぅ…んんっ」

あまりの快感に、少しの白濁が腹に飛び散る。

そのままの大きなストライドでそこを擦り上げることをやめない潤くんの指は、さらに本数を増やしてくる。

「あっ…まっ、てぇ……やっ、じゅ…く……ほ、とに……お、かしく、なちゃぅ…っんんぁ、あっ」

ニ「いいよ、おかしくなって？もっと、色んなカズを見せて？」

ニヤリと俺を見下ろしながら指を動かされて、俺をまた快楽の波へ誘う。

そして、指を抜いて熱くたぎった潤くんのモノを蕾に擦り付けて一気に奥まで突き上げられると我慢できずに俺は今度こそ白濁を自分の腹に勢いよくぶちまけた。

松「はっ…カズってば、入れただけでイッちゃったの…？今日、凄いね。…んっ…、カズの中、ぎゅうぎゅうに締めつけてきて、しばらく動けないよ…」

俺の天邪鬼な口とは裏腹に、身体は素直に潤くんを愛している。

まるで、潤くんを愛するために作られたように…

潤くんが好きで、離れたくなくて、潤くんの全てを受け止めたくて。

ニ「んっぅあ、は…もっ、と…俺で、きもち、よくなっ、てぇ……あっ……んっ」

潤くんに与えられる熱と愛情にトロトロに蕩かされて饒舌に潤くんを求める俺の口、もっと愛して……

松「うご、く…よ」

そう言って腰をギリギリまでゆっくり引いて浅く抽挿を繰り返すと同じように俺の口からも反射的に声が漏れ、無意識のうちに自分で腰を振ってしまう…