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草木と風((進撃の巨人 リヴァイ))R18

第9章 守護




『悪い。邪魔したか。』



ユカの部屋は、参考書や問題集に囲まれていた。



『散らかってるけど、座ってください。


明日はお休みを貰って、

今日はもう終わりにしようと思ったところです。』


ユカを久しぶりに、間近で見た。



無理がたたっているんだ。


前から痩せているが、もっと痩せたようにみえる。


『ちゃんと食べているのか。』


『大丈夫ですよ。医者になろうとしてるんですから、

自分の身体ぐらい、ちゃんとしないと。』



『それも、そうだな。』



『紅茶淹れましょうか。』



『いや、疲れている時に悪い。


その代わり、隣に座ってくれ。』


ユカは、言う通りに座った。



そのまま、腕を引っ張り、

引き寄せて、抱きしめた。

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