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草木と風((進撃の巨人 リヴァイ))R18

第8章 真実




『家族…か。』



ユカの話を聞きながら呟いた。



『ええ、家族です…。



リヴァイ兵長も私と似た境遇なの、知っていました。』



『そうだな。』








俺たちは、家族に縁がない。







1人で生きていくことに、



お互い慣れているんだ。





だからこそ、


寄り添える気がした。




ユカも同じ気持ちだっただろう。




おばさんの墓地の前、




愛を確かめるような、口付けをした。

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