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草木と風((進撃の巨人 リヴァイ))R18

第6章 距離




エルヴィンが目覚めた。






『身体は、大丈夫なのか。』





『ああ、心配かけたな。』






エルヴィンは、枕元にある、



ユカが置いた、匂い袋に気がついた。






『エルヴィーーーン!!!

心配したよー!!!!


いやー!ユカ ちゃんの効果は抜群だねー!!!』





『彼女はいつ来てくれたんだ。』






『昨日だよー!!!リヴァイも私も限界でねー!


久しぶりにユカちゃんの紅茶で元気もらったんだー!』





『お礼を伝えなければ、ならないな。


ハンジ。

ユカを呼んでくれないか。』





『おっけーーーい!!!』



ハンジは、また飛び出していった。




『リヴァイ。苦労かけたな。』



『また、寝込みたくなるような状況になってるぞ。』





そう言いながら、


昨日のユカとの口付けが過った。






エルヴィンがユカを必要としていることは、


痛いくらい伝わってくる。






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