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草木と風((進撃の巨人 リヴァイ))R18

第5章 秘密





『ユカちゃん。今日は、本当にありがとうね。


じゃ、あとは、リヴァイ頼むよ。』




ハンジは、エルヴィンの代わりに


出席する会議も多い。



名残惜しそうに、部屋を後にした。







『ユカ。


エルヴィンの部屋に案内しよう。』







エルヴィンは、片腕を失った代償で、


高熱がひかないらしい。



丁度、医務室のドクターがエルヴィンの様子を、


見にきていたのもあり、



俺とユカに状況を説明してくれた。






『そうなのですね。


では、悪夢を少しでも、減らせるような、


薬草を置いておきます。』


ユカは、事前に用意してきた薬草と、



いつもの茶葉を、


それぞれ匂い袋に入れて、エルヴィンの枕元に置いた。




『これは、自律神経を整える栄養素が豊富な薬草ですね。』


ドクターがユカに問う。



『ええ、そうです。

きっと、悪夢が減りますよ。』



ユカはエルヴィンを見つめながら、話していた。

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