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草木と風((進撃の巨人 リヴァイ))R18

第29章 海




俺たちは王都の公園へ向かった。

向かっている途中、会話はなかった。

公園に着きベンチに腰掛けた。

ユカは、真っ直ぐ前を向いていた。

、、、、、


『…すまなかった。2年前のこと。』

『…うん。それは、もう大丈夫。』


『…遅すぎたか。』


『いえ、聞いたの。…エルヴィン団長から。』


『…エルヴィンから?。』


『奪還作戦の前に、会いに来てくれて。

リヴァイが知らなかったのが発端だって。

エルヴィン団長からも謝罪してくれたのよ。』


『…そうだったか。でも、俺が弱すぎたのが最大の原因だ。

本当にすまなかった。』


『…。』

『…。』

『エルヴィン団長の最期って…。』


『聞いてないのか。俺が死なせたんだ。』

『違う。エルヴィン団長を解放させた。リヴァイしか出来なかったこと。』




『…。』


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