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草木と風((進撃の巨人 リヴァイ))R18

第19章 溝



日が暮れて、星空が見えてきた。

夕方から抱いたユカは、ベットで寝ている。


どうやら、朝まで仕事をしてきたらしい。


頑張っていることは、良いことだか、

俺の知らない部分が増えている。


いつも一緒に居てやりたい。



無理な願い。




自分の独占力に呆れながら、

紅茶を淹れようと立ち上がる。




トントン。


部屋がノックされた。


『リヴァイ。私だ。』



衣服を着て、ドアを少し開ける。

『なんだ。』


『少し落ち着いたようだな。』


エルヴィンは、そう言うと、部屋の奥をチラッと見た。


『なんだ。ユカに要か。』


『ああ、2人に要だ。

ハンジと夕飯を街まで食べに行こうと言ってる。

リヴァイとユカもどうだ。

明日までいれるんだろう?』



『いや、明後日までだ。
飯か。聞いてみる。今寝てるからな。』


『じゃ、30分後にここの店に来てくれ。
シャワーを浴びる時間もあるだろう。』



そう言うと、エルヴィンは自分の部屋へ戻った。

こっちは、まだ行くって言ってないけどな。

全てお見通しってことか。




俺とエルヴィンの話し声で、ユカは目を覚ましていた。


『リヴァイ。私たちも行きましょう。

シャワーを浴びてからね。』

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