第18章 明後日
新兵の訓練にアンが加わった。
脚もだいぶ良く、ドクターから参加の許可がでた。
『リヴァイ兵長、お騒がせ致しました!!!!
また、頑張ります!!!!』
『ああ、無理はするな。』
元気だけは良いな。本当に。
新兵は、危なかっしい時も多少はあるが、
滞りなく終わった。
花壇の様子を見てから、部屋に帰ろうとした時だった。
『アンちゃん。
前々から、ずっと好きだったんだ。
脚を怪我した時から、心配で。心配で。』
兵舎の裏で、新兵同士が話している。
アンと別の男の新兵。
明らかに、告白だな。
これは、聞いてまずい、この場を立ち去ろう。
アンは、顔は整っているし、元気はあるし、
男の方も確か、女子に人気の奴だな。
2人は訓練中でも、仲が良かった。