第18章 明後日
『あ、、でも、、私、他に好きな、、人が、、
気持ちは、ありがとう、、。』
ドンッ!!!!
突然大きい音がした。
男の方が壁を叩いていた。
『は、俺の何が駄目なんだよ!!』
『え…。』
『怪我した時だって、介抱しただろ!!!』
『あれは、凄く助かったよ…。ありがとう…。』
『なんだよ!!
ブレードもワザと緩めて、怪我させて、
近づこうとしたのに、意味なしか。』'
『ワザとやったの…。ヒドイ。。。』
『おい。今の本当の話か。』
『リッ、、、リヴァイ兵長、、!!!
いつから、、そこに、、。』
『お前がデカイ音出すからだよ。
それに、もう兵団にいる資格はない。
仲間を自ら危険に合わせる奴なんか、信用できないからな。』
『くっ、、、そ!!!』
男の方は、走っていった。
アンは涙を流して、泣いている。
ただでさえ、怪我で訓練の遅れをとって、
色んな奴に気を使いながら、やってたからな。
それを仲間に裏切れたとなれば、相当ショックなはずだ。
『リヴァイ兵長…。私…。』
『よせ、今は何も言わなくていい。』
そう言うと、
アンは身を委ねてきた。
俺は、
それを受け止めた。
拒否はしなかった。
側から見れば、抱きしめているように見えただろう。