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草木と風((進撃の巨人 リヴァイ))R18

第2章 彼女


ハンジがだいぶ酔っ払って、

話が訳分からなくなってきたところで、



一旦お開きになった。




部下達にこいつの面倒を兵舎までさせるのは、

あまりにも可哀想だからと、



ミケがハンジをおぶって帰ることになった。




エルヴィンは、寄るところがあるからと、

別行動となった。




部下達は、一緒に二次会へと、誘ってくれたが、


俺がいると気を使ってしまうだろうと思い断った。



1人になった俺は、


久しぶりに、街の公園で、涼んで帰るかと思い、



公園を目指していた。



公園の近くは、あの紅茶屋がある。




時間もだいぶ遅い。店の灯りは消えているのが、

遠くからでも、わかった。


だが、店の前の街灯の下で、


男女が楽しげに話している姿がある。




ブロンドの髪のあの娘と、





エルヴィンだった。
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