第2章 再会は突然に…
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久しぶりに蘭ちゃんとたくさん話をし気づいたら外は暗くなっていた。
「わ!もうこんな時間!
家帰ってお父さんの夕飯作らなきゃ!」
『私もそろそろ帰ろうかしら…
またお茶でもしましょ〜』
帰る準備をしながら私は蘭ちゃんにそう言った。
「そうですね!
園子も会いたがってたので今度は園子も加えて女子会しましょ!」
『園子ちゃんか!
久しぶりに会いたいな〜』
次の女子会も楽しみにしつつ、ここは私が払うよと言いレジに向かった。
安室さんにお会計をしてもらいおつりを待つ。
「おつりのお返しです
ありがとうございます、また来てくださいね!」
『ありがとうございます…!』
安室さんは私にレシートと共にあるメモ書きを渡した。
そこには"もうすぐバイトが終わるから近くのコンビニで待っていて"と書かれていた。
『(やっぱり降谷くんなの…?)』
やっとお店に入ってきた時から思っていた疑問を解決できると思い少し期待を膨らませながらお店を出た。