第2章 再会は突然に…
「そういえばさっき蘭姉ちゃんからこっちに戻ってきたって聞いたけど、みきお姉さんはなんで米花町に戻ってきたの?」
『勤めていた病院からこっちの病院へ転勤になったの
こう見えても看護師やってるの』
「へぇ、みきさんは看護師をやられているんですね
素敵な職業ですね!
あ、お待たせしました、ご注文のチョコレートケーキです」
コナンくんの代わりに返事をしたのは突然現れた安室さんだった。
驚いた私を横目に注文を置いて奥へ戻って行った。
私は先ほどの疑問を思い出し安室さんの方をじっと見つめていた。
「みきお姉さん安室さんのこと気になります?
イケメンですよね!
最近ここで働き始めた探偵さんなんですよ〜」
蘭ちゃんは私の安室さんへの視線に気づきそう言ってくれた。
『そ、そうなんだ…』
蘭ちゃんの言葉に再び疑問を持ち空返事をした。
『(探偵?降谷くんは陣平たちと同じ警察学校を卒業して警察になったはずじゃなかった…?)』
私は再び蘭ちゃんたちが来る前と同じ事に悩まされ頭がいっぱいになった。