第5章 命を賭けた恋愛中継
後の捜査で笛本が都内のマンションに潜伏している事を突き止め、佐藤刑事たちは笛本の自宅に踏み込みんだという。彼に勘違いで高木を拉致している事を説明し、高木の居場所を聞きだそうとしたが、毒を飲んで死亡してしまったそう。
笛本の死によって高木の居場所の手掛かりがなくなってしまったが、コナンくんが見つけた情報により拘束されている場所を北海道と断定し北海道警に捜査協力を仰ぎ、佐藤刑事たちが救出に向かったそう。
一方、高木刑事は自力で口のガムテープを剥がし、大声が出せない代わりに口を動かしタブレット越しにコナンくんたちに場所を伝えたという。
コナンくんの話によると、笛本のトリックにより高木刑事の拘束されていた場所を見つけるのに時間がかかってしまったらしい。
その後佐藤刑事は単独でヘリから飛び降り高木刑事を無事救出したそう。そして救出した後仕掛けてあった爆弾によって現場が崩れているにもかかわらず2人で熱い口づけを交わしたそう───
コナンくんは事件の全容を話してくれ、最後は苦笑いで佐藤刑事たちカップルの話をしてくれた。
「──高木刑事は今入院してるけど命に別状はなかったし明日には退院するみたい!
みき姉、ほんとありがとう!
またなんかあったらよろしく頼む!」
『そっか、高木刑事よかったね!
私で良ければいつでも力になるから!
それじゃあね」
コナンくんとの通話を終え、再度携帯の画面を確認すると降谷くんから返信のメールが返ってきていた。
【メール返してなくて悪い
明日会えるか?】
降谷くんからメールを受け取った私はそのメールに返信をし、その日は眠りについた──